久しぶりにボルゲーゼ美術館に行ってきました。
ここには、大好きな彫刻と絵画がたくさんあるのです。

初めて、イタリアの美術品の数々を見た時、日本では写真でしか見ることの出来ないものが、こんなにたくさん溢れていて、しかも写真は自由に撮っていいし、彫刻に至っては触れてもいいしで、感動と言うより、こんな中に暮らしている人たちには芸術面では絶対にかなわないな・・なんて思ったものですが、今ではすっかり慣れてしまって、なんとも思いません。
それに、日本人の方がよっぽどアート好き。
現代イタリア人は大したことありません。
左から2番目の「アポロとダフネ」が私の一番のお気に入り。
ギリシャ神話。
アポロが一目惚れしたダフネを追いかける。
純潔を守るために必死で逃れようとするダフネ(ダフネはアポロが嫌い)。
アポロの指先がダフネに触れた時、ダフネを哀れに思ったヴィーナス(アポロの姉)が、ダフネを月桂樹に変える。
作者は、プロフィール欄の写真の彫刻と同じ、ベルニーニ。
彼の彫刻はとても繊細で、一瞬の時間の表現が天才的なんです。
ダフネの身体が月桂樹に変わリ始めたその瞬間が、アポロの絶望的な表情と共に見事に表現されている。
そして、前にも書いたけど、彼の彫る天使の顔がたっちゃんにそっくりなの!!
ここでは天使ではないけれど。
たっちゃんの雰囲気ってヨーロッパが似合う。
仁とか聖は断然アメリカだけど、そして、ユッチとジュンノは日本限定。
たっちゃんと亀ちゃんなら違和感なくヨーロッパの街並みに溶け込めそう・・。
特にたっちゃんは!
イタリアよりはフランスって感じだけど、いわゆる南イタリアでなければ、ローマ以北のイタリアだったら似合いそう。
全然関係ないこと。
日本でも「東男に京女」って言葉があるけど、イタリアでは、「黒い髪の男にブロンドの女」が最高に美しいカップルって言われるの。
なんでだろう?
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